鹿児スマ-Volcanic Alert Lv.1-の思い出~大会編vol1~

迫る台風に対して何の対抗策も持たない私たち

そう大自然の前ではいくらスマブラが強くてもどうしようもない

その日人類は奴らに支配されていることを思い出したのです

流石に台風が来ちゃったらどうしようもありません

鮫木さんの力を借りてオンライン鹿児スマでも開くか

そうみんなが考えていたところ

ばんぶれ「関係ないね」

みんな「!?!?!?!?」

ばんぶれ「もともと、桜島が噴火しても開催する気だった、そのためのVolcanic Alert」

みんな「ばんぶれさん・・・」

ばんぶれ「命が惜しいやつは来なくても良い、俺が始めた闘いだ。俺が一人でもけじめはつけるよ」

もうみんな泣いてました

ねおさんは台風が恐いのでトーナメントに参加しないことを決めて、いつでも帰れる準備をしていました

そんな訳で当日0時

私はてっきり台風で中止になると思って手を付けていなかった本選トーナメントの割り振りを涙目になりながら作っていました

なんとか4時に完成しました

オタク共はすぐに予選ブロック同じだった人と本選でも当たった~と陰湿なことを言ってくるので丹精込めてじっくりことこと作りました

それでも同じブロックと人と当たった場合は運命だと思って諦めてください

そんな訳で機材受け取りに行くために家を出るのが6時だったので座禅を組んで精神統一していました

まず鹿児スマを開くにあたっての利点が車使用率の高さでした

運搬に使える車が4台あったので極端に負担がのしかからずに機材運搬ができました(メッシさんには負担がのしかかりましたが目をつぶってくださいごめんなさい)

そんな訳でスムーズに機材を用意して会場に到着したのですがスムーズに行き過ぎて8時前でした

開場が8時半からだったので完全に早すぎるので詰んでるんですが、なんと怪我の巧妙で台風の避難所として機能出来るようにいつもはいないはずの当直がいて中に入れてもらいました

ありがとう台風25号!

そんな訳で設営が始まりましたが、鹿児スマスタッフには運営がわからぬ、ただのプレイヤーである。けれども大乱闘に対しては、人一倍に敏感であった。

機材の位置関係がかなり怪しかったですね

特に運営席(勝敗報告)と配信台とスクリーンの場所にはかなり頭を悩まされました

自分も会場を見た時点で最低モニターの電源と位置しか勘定しておらず、スクリーンを見る人と配信台でプレイする人と勝敗報告をしにくる人の動線を考えていませんでした

今回は奇跡的にスクリーンが移動式であったためなんとかギリギリで問題ない位置関係には出来ました(理想的ではない)

なので会場下見をする際は配信席と運営席絡みの動線と配線に関しては注意を払うべきだと感じました

あと、ひとつ悩まされたのは荷物置き場の位置

荷物置き場の位置に関しては盗難防止と利便性(飲み物置いたり荷物の出し入れが容易)も兼ねて開場の真ん中に設置しました

しかし、人の往来の邪魔になるという点と少し景観が悪くなるのと誰でも触れるから逆に盗難起きるんじゃないかって部分で隅に置くというのも選択肢としては強いと思いました

ここらへんは明確な答えは難しい気がしますが持論がある方は熱いダイレクトメッセージ待ってます

そんな訳で設営は順調に進みました

今回、鹿児スマ全編に渡って活躍したのが養生テープでした

とにかく何にでも使えました

絶妙な吸着力で貼付した面を汚さないので目印としてもかなりの威力をたたき出しました

そうこうして受付が始まりました、今回の鹿児スマの申請は30人だったので最終的な参加者として24人くらいを想定していました

こくちーず募集だったのでTwitterアカウントがない申請がドタキャンせずに来る確度は低いとの考えでした

ツイプラだと申請者の身元は担保されているけれど、少し申請の敷居が高くなってしまうのが難しいところです

まぁそもそもオタクがたくさん集まると社会性の無さからキャンセルが出てしまうことは募集形式に関わらず明確でした

まずそもそもそもそも台風の強風圏なのでそういう問題じゃなくて普通の人なら来ないんじゃないかってとこもありました

でしたが、なんとキャンセルは1人しかいませんでした

正直、これにはビビり倒しました

鹿児島の民度は高いなと確信、e-sports先進県なだけあるなと思いました

キャンセル1名はホントにその日で一番驚きました

そして開会

主催ばんぶれの緊張が手に取るようにわかる素晴らしい開会挨拶でした

開会の流れに関して、難しいところがスタッフ紹介ですね

大会開くにあたり尽力してくれた人を紹介するのは至極全うなんだけれども、スタッフと参加者の距離が開いていく一要素ではあると思う

スタッフにスタッフ感があり過ぎると参加者も参加者感が出てきてしまいますね

あくまでスマブラの大会なんかはスタッフいうても機材集めてきたくらいなもんで参加者と立ち位置的には変わらないくらいが良いのかなと思います

スタッフがスタッフとして頑張れば頑張るほど参加者からの協力が得にくくなるパラドックスがあるように感じますね

スタッフが頑張り過ぎないくらいが参加者からの協力も得られて良い感じに一体感あって良いかもしれません

頼り過ぎるとゴミ運営になるのでバランス感覚難しいですが、参加者のプレイに支障が出る範囲で手伝わせると赤信号ですね

まぁでも今回は参加者もスタッフも素人なのであまり気にしなくていいところだったかなと思います、実際そこにはこだわりませんでした

あとルール説明も難しいところですね

実際、初めて大会に参加する人なんかはいくら口頭で説明されてもわからないし、紙面で説明されてもわからないし、実際に見てもわからないもんです

自分もプレイヤーじゃないので正直わかりませんでした(DXも覚えらなかったから何らかの疾患があるかもしれない)

なので、わからない人はどうやってもわからないという前提でカバーする体制を作るしかないのかなと思います

予選中に関しては運営オンリーでやってた自分は暇だったのでドラガリアロストやってました(頑張ってみ~るから~♪)

そうしてるといつの間にか場が騒然としてました

騒然としているところに目をやると床には血がべったり付き顔を押さえている人がいました

その眼前にはごきぶりんさん

福岡の人怖すぎるだろ・・・警察か消防かどっちが先かなと思いながら私人逮捕権を行使してごきぶりんさんを拘束したのですが、鼻血が出ただけということでごきぶりんさんは無罪でした

鹿児スマは鼻血が出てしまうほどエキサイティングな大会なんですね

そのとき役に立ったのがウェットティッシュ

車に乗ってたので何気なしに持ってきたんですが結構色々と役に立ちました

ウェットティッシュ好きに使っていいというアナウンスしたんですが、ゴミを各自持って帰るようにアナウンスしていたので少しちぐはぐになってしまう部分がありました

ゴミ問題も難しいですね、スマブラ運営基本的にカツカツなのでゴミ袋用意してゴミ持ち帰る余裕がないんですよね

どうせ各自でってアナウンスしても忘れていく人いるしそれで目くじら立てるくらいならちょっと無理してゴミ回収はワンチャンあるかなとは今回思いました

ゴミ置いてくゴミが得して持ち帰ってる人が損するのは自分の性分には合わない気がしました

鹿児スマは最終的に施設の人からゴミ袋カツアゲしてゴミ回収しました

やはり持つべきものは力ですね

そんな訳で予選に関しては特に問題なく終わりました